2018年107日、日本時間午前にYOUTUBEが閲覧できない!と話題になった。数時間後には復旧を果たし通常運行の様子。
ツイッターなどで経過報告はされているが、原因などは現段階(このエントリー執筆時)では公表されていない。
Engadget日本版をはじめ、各ニュースサイトが取り上げている今回の障害は、世界中に飛び火して混乱を招いた様子。
→ YouTubeが世界規模でアクセス不能に。エラー猿軍団は修復任務をコンプリート – Engadget 日本版
YOUTUBEといえば、おそらく動画サイトの最大規模。連日四六時中世界中から数えきれないアクセスを受け入れ、また数えきれないサイトへ埋め込まれた動画リンクのリクエストを処理しているのだから、その規模というのは外野からでは想像も出来ない。
しかし、そんな規模のシステムを持ち、とんでもない量の動画データを抱え、運営しているこの巨大動画サイトのトラブルを、半日もかからないうちにとりあえず閲覧できる程度にまで回復されられたのだから恐ろしい管理体制。
ツイッターでのお知らせ。
Thanks for your reports about YouTube, YouTube TV and YouTube Music access issues. We're working on resolving this and will let you know once fixed. We apologize for any inconvenience this may cause and will keep you updated.
— Team YouTube (@TeamYouTube) 2018年10月17日
コンテンツを楽しんでいるユーザーが困ったのはもちろん、自身のブログにYOUTUBEに動画を貼り付けコンテンツとしておられるブロガーさんや、YOUTUBerと呼ばれる方(その中でも収入の柱がYOUTUBE広告の人)達は、随分とヒヤヒヤしたのではないだろうか。
ネタを考え、撮影をして、編集までもこなしコンテンツを制作されておられるYOUTUBerの方々のご苦労は想像に難き。ホント大変だろう…と思います。
しかし、集客と集金を人任せ…それも一箇所に…というのは、今回の件で危険では?と感じるに充分のインパクトだったのではないか。
YOUTUBerさんの多くは制作した動画をYOUTUBEにアップして、YOUTUBEに集まる人々にコンテンツを楽しんでもらい、YOUTUBEに貼り出される広告から発生したお金をYOUTUBE(ここはグーグルかw)から支払ってもらう。
動画を制作したあと…というのは、もう本当にYOUTUBEありき。YOUTUBEまかせとなっている。
わたくしくりんとりんは以前から不思議でした。
「どうしてYOUTUBEにアップした動画を自身で運営するサイトへもアップしないのだろう?」って。
そもそもYOUTUBerの方が運営するサイトってのも、あまり見たことがない(笑)
YOUTUBEにアップした動画の動線は、チャンネル登録をしてもらった人以外にはもう検索しかない。となると、検索に引っかかるキーワードは、動画のタイトルとその説明に入れたテキストくらいのもの。
これって検索にスゴイ不利。
だから、YOUTUBEにだけではなく、ブログ形式でもいいからもひとつ別にサイトを持って、ちょっと多めに解説文やこぼれ話・裏話を添えてやれば、チャンネル登録をされた人達にもさらに喜んでもらえると思う。
で、YOUTUBE広告と別にサイトへアドセンス広告やアフィリエイト広告を貼っておけば、今回の様なケースでも全損にはならずに済むので精神的にも経済的にもダメージはマシになる…と。
動画や音声といったメディア・コンテンツを制作されていると、その制作に時間を取られるでしょうから、あまりサイト運営に時間を取られたくない…とお考えだとは思います。
しかし、グーグルをはじめとする検索サイトの検索に対する指標は「テキスト」「文字」が中心。
グーグル検索で画像検索なんて機能もありますが、これもあまり使われている印象がない。
何かの記事で鼻歌検索で当該楽曲を探せる機能…なんてのもどこかで見かけましたがそれっきり。ほんとに使えるクオリティがあればきっと皆さん使っておられるでしょう。使われないまでも、もうちょっとあちこちで話題になる。
つまり、それほど動画や画像、音声といったコンテンツを検索で広めるのは大変…ってこと。
せっかく精魂込めて制作したコンテンツにテキストをまとわせて、検索からも人が集まるようなしくみ。持っていると更に加速すると思うんですけどねぇ…。どうでしょう?
インターネットの中で活動されるのであれば、やはり母艦は自分とこの屋号なりで取得したドメインで運営するサイトが中心だと思う。そして、その枝葉として、YOUTUBEやツイッター、Facebookなどなど、様々なサービスを連携させていく感じ。
いかがでしょう?