国民の限りなく殆どの多くが、お金を稼ぐ力を持っている国があるとしたら、その国の国力は強くなるのだろうか？
ふと、そんな事を考えてしまったわけです。
ここで言うお金を稼ぐ力というのは、雇われて得られる賃金…ということではなく、自分が働かなくてもお金を得られる力という事にフォーカスします
国力…ってのも定義の幅が広すぎるような…まぁお話の流れに任せてみましょうw
お金を稼ぐ…という共通の目標
お金を稼ぐに手っ取り早いのは、やはり雇われる事になるでしょう
しかしそうやって、雇ってくれる事業所から賃金を得るためには、ほぼ間違いなく時間を管理されて作業する事になる
つまり、時間の切り売り…ということ
でもね、それだと病気をしたり怪我をしたりしたら、お金を得られなくなってしまう
そんな時のために家族がいてるのでしょうし、国の福利厚生や加入している保険が役に立つ
そんな事を言ってると、じゃ独身・単身者はどうすんじゃ！とか、福利厚生の整っていない国はどうなんの？とか、保険に入ってない人は救われなかったりする
なので、時間を切り売りする事なくお金を得られる仕組みを手にする事で、豊かな国民がたくさんいれば、国も豊かになるんじゃないのかな？なんて考えてしまったわけです
時間を切り売りする事なくお金を得られる仕組みってなに？ってなると、やはり投資が筆頭に挙げられるんやろか
不動産運用なんかは、土地に限りがあるので国民の多くが…ってわけにはいかない
なので、一部の人がその恩恵を受けるのはいいですが、ここでの話題にはそぐわない
2022年頃、コロナウィルスの蔓延で社会生活が滞ってしまった時、日本では国民に対して10万円(布マスクもw)を配った事があった
その時思ったんですよ
経済の成長を前提と出来るなら
経済の成長を前提として回っている社会なら、もっと投資を活用すればいいんじゃない？
岸田政権が打ち出した資産所得倍増計画なんてありましたが、現状、結局のところすでに投資をしている人達だけが潤ったアベノミクスと何が違うのか？未だ見えてこない
それならば、いっそのこと国民全員が投資を身近に感じられる環境を作っちゃえばいいじゃない？
コロナ禍で、全国民に配布した持続化給付金なんて、絶好のチャンスだったんじゃなかろかと思う
その辺のことは以前にも投稿済
10万円をバラ撒くというのなら | くりんとりんnet
ただ現金を配ってしまうのではなく、国が国民全てに証券口座をあてがって、そこに10万円分の投資信託をお膳立てしたらいいのに…って(言い方…伝わってますかねw)
今すぐ現金が欲しい人はそこから現金化すればいい
今は現金化しちゃったとしても、手元に証券口座は残るわけです
なので、ゆくゆくお金に余裕が出来た時に改めて投資を始められる
敷居は低くなっているじゃないですか
すでに証券口座はあるのですから
過ぎちゃった事は仕方ないとして、これから生まれてくる子供達全員に、10万円(金額はいくらでもいいけど)分の投資信託を段取りしてある証券口座を贈呈するとか、いいと思いません？
今現在でも、お誕生のお祝いに現金を渡している自治体って結構あるんでしょ？
その現金を直接ではなく、証券口座に入れて渡すの
赤ちゃんにあげる場合は、その中身は本人が成人するまで解約出来ないとかいいんじゃない？
(そうでもしないと勝手に使う親がいないとも言い切れないw)
それらの10万円がね、仮に目減りしちゃったとしてもそれはいいと思うの
現実に自分の口座にある”投資してあるお金”がどう浮き沈みしているのか？を身近に感じる事が大切
リアルタイムに実体験として、その浮き沈みを感じる事で、投資に対して興味が育まれると思うの
興味が膨らめば勉強もするでしょうし、そもそも投資詐欺にひっからなくもなるんじゃない？
投資がどういうものなのか、身をもって知っていれば、詐欺を見抜けるようになる人も増えてくる
そうなれば、全く無くなる事はないにしても、今より圧倒的に発生件数は減ると思う
に加えて、国民に贈呈した当時10万円分の原資が、30〜40年後、ある程度の金額に膨らんでいたとしたら、老後の心配も減ると思うの(必ずうまくいくとは限りませんがw)
現金化することなく人生を全うしちゃった人がいれば、相続税やら贈与税で国にも返ってくるんやし
で、全員ではないにしても、投資にちゃんと向き合って、自分で稼いだお金を投資に回すようになれば、経済もより潤うじゃない
絶対ではないにしても、経済が成長し続ける事を前提に回っている社会ならば、そんな国こそ証券口座を皆が持っているべきじゃなかろか
経済の成長をアテにして回ってる社会だからこそ、それくらい出来るんじゃないの？
経済の継続成長はウソなの？
国民全員が資産を運用する姿
ここで改めて確認ですが、どんなにこうやった方がいい！って話が出たとしても、国民全てが、全員が同じ方向を向く事って、考えにくい
やっぱり違う方向を見てしまう人は少なからず現れる
それは、まぁ仕方ないでしょう
強制するわけにもいきませんし
なので、証券口座に投資信託10万円分を贈呈したとして、国民全員がその投資を続けていくとは考えられない
（赤ちゃん用で成人まで解約不可を除いて）
絶対、解約して現金を引き出す人も現れることでしょう
だけど、それでもこれまで以上に投資を肌感覚で感じとって、なんなら興味を刺激されて投資に関する本でも読み始めてくれれば御の字
持続化給付金の10万円が結構な割合でそのまま貯金されていたらしいですが、すんなり引き落とせる現金でそれならば、解約の手続きというひと手間がめんどくさいこのケースならば、もっと放ったらかしてくれる人が現れるのじゃなかろか
すると、今とは比べ物にならない国民が、資産を運用することになる
この先、それらの資産が順調に運用されて、あわよくば追加入金するような人までが現れてくれれば、貯金ばかりでなく投資の割合も増えてくる…
そうして資産を増やしてくれる国民が増えれば、やがて税金も増える
税金が増えれば、国が潤う
（税金の無駄使いをしない前提ですがw）
甘いかな…考えが
考えなきゃいけない事もある
逆に、考えなきゃいけない事もたくさんあることでしょう
どこの証券会社が口座を作って運用すんだよ！とか
すでに投資をやっている人はどうすんねん！とか
勝手に想像した国民全員が資産を運用する姿とか
その辺は頭のいい人や専門家の人が考えてくれ(笑)
その辺の考えなきゃいけない手間と、国民全てが豊かになったあとの世界で得られるメリットを天秤にかければ、このために考えなきゃいけない手間なんて微々たるもんやと思うんですけどねぇ……どうでしょ？
まとめ
ベーシックインカムとかよりも圧倒的に費用を抑えられて、(経済の成長を前提とするならば) 効果も絶大なんじゃない？
かかる費用も、ずっと一定金額払い続けるのと、人生に一度だけ10万円と口座開設にかかる手数料や手間暇を比べれば、予算は比にならないでしょ？
マイナンバーに証券口座を国が紐つけちゃえばいいじゃない
それくらい出来るんでしょ？
だれか、頭のいい人に、本気で考えてみて欲しいな
(すでに検討済みでしたらスミマセンw)
