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テレビ付属のスピーカーで試聴比較はちょっと厳しいでしょ…ってお話

オイラの意見

お正月恒例の特番で私が好きなのは芸能人格付けチェック。この番組、なぜだか楽しい。もちろん今年も楽しませて頂きました。とはいえニワカなものですから、番組の細かいシチュエーションにとやかく言えるほど覚えていません(笑)

ただ、今年の放送中にちょっとしたこぼれ話があったみたいなのでシェア

今年の芸能人格付けチェック放送中にGLAYのギタリストHISASHIさんが、「ミュージシャン辞めました」とつぶやいたらしい。
GACKT、まさかの格付け辞退?HISASHIツイートに即反応(デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース

実際のところは、すぐに復帰宣言がされて大騒ぎにはならなかったのですが、一時はGACKTさんもこのHISASHIさんのつぶやきに反応してHISASHI君が音楽やめるなら、ボクも来年からの格付け辞退します…と返していたらしい。

本当のところは判りませんが、どうやらHISASHIさんは楽器にまつわる問題でまちがえたのでは?と予想されています。

番組の中でYOSHIKIさんとGACKTさんの間でコレを間違えたら引退でしょう…的な事を言っておられたので、そこに反応したのかも。「オレ間違えちゃったよwミュージシャン失格だよw」って。

だけど、毎年思いますけど、この超高額な楽器と入門用の楽器との音色比較…電波を通してテレビで聴いている視聴者には圧倒的に不利。

だって、演奏を収録しているマイクからテレビのスピーカーまでにどれほどの機材を通っていることか。

順番に聴いて比較すれば、明らかに違う!ってくらいは判りますが、その向こう側…ってのは、直に聴いてみないと判らない部分ってあると思います。

そもそもテレビ付属のスピーカーがどの程度の再生能力を満たしているのか?も疑問。

音楽をスマホからイヤフォンで聴くのと、ライブハウスやクラブハウス、コンサート会場などで聴くのもとが違う…ってのと同じではないかと。

そんな極端なたとえ話をしなくても、テレビ越しに聴こえる人の声が目の前で話している人の声と違って聴こえることに気付いていただければ、格付けチェックのスタジオで演奏されている音がテレビから聴こえてくる音と別物…ということをご理解いただけるかな。

人の声でさえ、必ずと行っていいほど加工が施されているのだから、生楽器の音を加工されていないわけがない。

多くの視聴者が、そもそもその高額な楽器の音色を知っているか?という点も不利。

高価な楽器の音色を知らないのだから、聴き比べて判断する材料は自分の好み…ということになってしまう。それでは正確な判断をしているとは言えそうもない。

流石に高級食材と通常の食材を食べ比べる味覚チェックほど判断材料がないわけではないが、音に関しても正確な比較はできていないだろうな…と思うわけです。

ただ、まぁ、それでも毎年「こっちの方がふくよかに聴こえるかな?」なんて想像はしてるんですけどね(笑)

楽器の音色なんて値段ではなく、材料や保存状態、そして演奏される人の腕に大きく左右されます。値札がおっそろしく高額だからきっといい音!なんて判断をしていると、とんでもない詐欺に遭うかもしれない。

もっとも、今のところそんな高額な楽器を買えるほどの経済力は持ち合わせていないのでいらぬ心配なんですけどねw

それでは。